ビヨンドサイエンスの扱う高純度PHB(ポリヒドロキシ酪酸)について
ビヨンドサイエンスが提供するPHBは、長年の研究成果に基づいています。
PHBは今や世界中の多くの国で生産されています。しかしペットフードに利用できるような高品質で安全性の高いPHBを作れる企業や国は限られています。
株式会社ビヨンドサイエンスの扱う高純度PHB(高純度ポリヒドロキシ酪酸)は、長年探求を重ねる PHB 研究室で生み出されました。
~高純度PHBの歴史~
Invention (発明)
【腸内細菌にケトン体を届ける】というのがケトバイオティクスのおおまかな定義であり、他にはあまり見られない作用です。ケトン体の研究をしていた日本人研究者である佐藤拓己氏(Prof.Takumi Satoh/大学教授・医学博士/専門は神経科学・抗老化学)が6年ほど前に見つけ出し、新しいプレバイオティクスとして名前を付け、研究を続けて確立しました。
佐藤氏は当初から『これはきっと哺乳類にとって役立つものである。』と考えていましたが、そのとき既に『それが可能になるのは、純度の高いPHBだけである。』ということに密かに気づいてもいました。
佐藤氏は一研究者として、【研究成果はいずれ実用化して世の中に還元していってこそ意味がある】との信念を兼ね兼ね持っていたため、まずはそれを可能にするための原料探しを始めました。
探してみると、国内に『純度の高いPHB』の製造技術・ノウハウ自体を持っている研究所や企業がいくつかあることがわかりました。しかし同時に、世の中に出して実用化するにはまだまだ難しい状況であることもわかったのです。
まず、高純度PHBは、あまりにも価格が高額過ぎました。加えて商品として出せる程の量を生産できる設備を持ったところは、当時残念ながら国内に一つもなかったのです。
しかし佐藤氏は諦めずに、次に海外の研究所や研究室に目を向けて探し続けました。
そしてついに『哺乳類が食すことが可能なほど安全で雑味の少ない』純度の高いPHBの研究をしている研究者がいる研究所を突き止めました。佐藤氏はすぐに連絡を取り、仕事の合間を縫って訪問しました。
会ってみると、彼・研究者G氏は研究者として高い地位にありながら、意外にもとても親しみやすい人物でした。しかし同時に、非常に頭脳明晰で研究者として飛び抜けて優れていることが、佐藤氏には時間をかけずにわかりました。
話してみると開発者であるG氏自身も、『高純度なPHBの秘めた可能性』にはやはり既に気づいていました。そのため二人の意見が合致するのに時間はかかりませんでした。その秘めた可能性についての話がしばらく尽きなかったといいます。
このように彼ら研究者同士の奇跡的な交流があったからこそ、今こうして高品質のPHBを世の中に送り出すことが可能になったのです。
Research (10 年を超える歴史を持つ研究室)
その『高純度なPHB』を実現するための研究は、G氏がヨーロッパへ留学して仲間たちと共に10年以上にわたり行ったものです。帰国後、研究室に集まった頭脳明晰な若者たちと共に、さらに何年にもわたり研究され、今に至ります。
Manufacture (高度な技術を備えた設備)
ビヨンドサイエンスの扱う高純度ポリヒドロキシ酪酸(PHB)は、
G氏の研究室が委託した高レベルの技術を持つ設備で特別に製造されています。
ヒトの体内に埋め込まれる医療素材の原料を作る、徹底した衛生管理と高い技術を持つ設備において、特別に製造されるものなのです。
《 高純度に精製されたPHBの写真 》
従来のPHBでは考えられないきめの細かさ。
従来では、粉末がもっと粗く雑味も多く、安全性の面でも、哺乳類が食すのには様々な問題がありました。
天然物だけでここまで精製できるのは、高度な研究と高度な技術、そして特別な設備があってこそなのです。
《 ISO9001取得 》
国際標準化機構 (ISO) による品質マネジメントシステムに関する規格の認証を得た設備で製造しています。