top of page
研究者想いページ

研究想い

全く新しいコンセプト

そして、テクノロジー
 

  健康でかつ長寿であるための最も容易な方法の一つとして、「ケトン体濃度を持続的に高く維持すること」を提唱します。「ケトジェニックな体質にすること」とも言えるでしょう。
ケトン体は、ピルビン酸などの他の有機酸と同じようにエネルギー基質として作用しますが、

HCAR2やGPR43といった特異的な受容体が存在するケトン体だけが、他の有機酸よりもはるかに低い濃度で生理作用を誘導することができるのです。従って、ケトン体濃度を大きく増加させる必要はなく、増加幅は小さくとも持続的に増加させることが、健康を維持するための基本的な基準のひとつになります。

そこでたとえば、糖質制限をせずにケトン体濃度を持続的に高く保つための新たなテクノロジーがあればどうでしょうか?

 それこそが「ケトン供与体」である、と言えます。

 

 

 

 

 



 中でも注目すべきが、ポリヒドロキシ酪酸(PHB)による新しいプレバイオティクスです。
持続的にケトン体を増加させるという意味において、これに優る方法論は今のところ存在しません。

ケトン体によって腸内細菌を活性化するため、「ケトバイオティクス」と呼んでいます。

 

私たちは、ペットたちや産業動物たちのための療法食・サプリメント・ヘルシーペットフードとして、
この「ケトバイオティクス」を実用化することを 今まさに目指しています。

ペットたちを含む哺乳類の健康維持に貢献するため、効果的に応用すべきであると考えます。

 

ケトジェニックの先を目指し、生物学に新たな歴史を築く。
本事業(ビヨンドサイエンス)は、この研究者の強い想いが現実として現れたものなのです。

 

April 2020

bottom of page